インドのインボイスに記載されているECC番号について説明します。
ECC番号は物品税(Excise Duty)の納税者に発行される登記番号で、Cenvatインボイスの発行者を特定する番号となります。法人が複数の工場を持つ場合は、複数の登記が必要でそれぞれに番号がふられます。
[番号の体系
初めの10桁:PAN (Permanent Account Number)をベースにした10ケタ
次の2桁:XMかXDの2桁のコード
XM:Central Excise メーカー(登記される倉庫も含む)
XD:登記されるディーラー
残りの3桁:001からの連番3桁。共通PANの元に複数の工場/倉庫/ディーラーがある場は001、002、003となります。
例
1) 法人が一つの工場を持つ場合
ECC番号は、PAN+”XM”+”001”となります。
もしPANが”ABCDEF1111G”の場合は、ECC番号は” ABCDEF1111GXM001”となります。
2) 法人が3つの工場を持つ場合
ECC番号は” ABCDEF1111GXM001”、” ABCDEF1111GXM002”、” ABCDEF1111GXM003”となります。
3) 法人が工場をもちかつディーラーとして登録を行う場合
工場のECC番号は” ABCDEF1111GXM001”となり、ディーラーは” ABCDEF1111GXD001”となります。
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