2012年11月5日月曜日

はじめに

インドプロジェクトに少しでも関わったことがある人ならば理解してもらえると思いますが、インドの要件(特に税務関連)を確認していくとウンザリさせられることが多いです。本当にこんな細かいレベルの管理をして実運用に耐えられるのかとか、システム化に耐え得る内容なのかと疑問に思う内容が次から次へと出てきます。筆者の個人的な印象ですが、インドの税務ルールはシステム化を想定したルールにはなっていません。全てシステムがない場合の紙ベースの業務が想定されていると考えると比較的理解しやすいかもしれません。簡単な例ではシステムで出力した税務帳票にマニュアルのサインが求められています。物理的なサインが本当に簡略化できないのかについて正確なところは分かりませんが、インド人担当者に確認するとサインは必須だと言われます。何百枚と力した書類に責任者がサインをしています。日本の業務においても、印鑑を押して見積書や請求書を出したり稟議書を回していることを考えるとそんなに驚くことではないかもしれませんが、システム導入の観点から見ると何とかならないものかと思ってしまいます。煩雑な税務の要件は今後なくなっていく方向にあるとは思いますが、実際のところはどうなのでしょうか。既得権益の温床である税務業務でそう簡単に効率化するとも考えられないので、今あるインドの要件に対応してシステムを構築したほう現実的な気もします。間接税の簡素化一本化でGST (Goods and Service Tax)の導入されようとしているようですが、反対意見も多く導入時期が延期されているそうです。

 このサイトはインド業務をサポートするシステム導入のプロジェクトにおいて、システム導入担当者が事前に前提知識として知っておくとプロジェクト遂行上助かりそうなこと、インドユーザとの要件確認の場で日本国内の経験では考えられないような話が出てきたときに理解できず慌てることがないよう知っていたほうが良さそうなことについて筆者の独断と偏見でまとめています。筆者は税務の専門家でも法律の専門家でもないので税務上の詳細要件や、法律上の問題等については他のサイト、本または専門家にゆずるとして、ここでは筆者がインドプロジェクトを通して調査しまとめた内容を、更新の順序、内容の重複は特に考慮せずアップしています。将来時間があればアップした内容について整理したいと思っていますので何卒ご了承ください。


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